やけど 傷を1日でも早く治したい そんなポイント

患者さん向け

目次

どうも〜 お元気ですか?

なんとか続けて朝これを書いております

でも、読んでくれる人が朝読むとも限らないのかと思うと

最初のあいさつは、どうも〜くらいがいいのかなと思いました(どうでもいいかも笑)

ブログ書き始めてから思うこと

自分の本業と絡めて書き続けたいなと思いながら書いていますが

マニアックすぎると読まれないかなとか

どんな内容だったら読んでもらえるかな

と思いながら書くのってこんなに大変なんですね

まだ10個も書いておりませんが、ぼんやり感じております

(まだ、きっと本当の難しさは実感できてない気がするからあくまでもぼんやり)

今日のお題は やけど(内容はあくまで あついものに触っちゃったくらいの小さなやけどかな)

さて、今日は やけどについて 

よく病院受診していただくこともある理由の1つなのですが、

診察時にお伝えしたら喜んで?いただけたこともあったのでそんなことを書きたいと思います

やけどしちゃった!

その直後ですね、その時の行動のポイント!

となりそうな内容です

※ここでは 薬剤や液体薬品などの化学熱傷と言われるものは 含めないでの内容とします
油がはねた、沸騰したお湯や味噌汁で、花火、日焼けしすぎた など肌が高熱で耐えられなかったタイプのもので、てのひら2、3枚ほどで覆える程度の『やけど』としますね

下記 3(+1)個のポイントとしてまとめてみました

  1. 冷やす 2、3分では足りないかもですよ
  2. はずす?はずさない?(指輪や衣類)
  3. やけどの部分毎日洗わないといけないのかなあ


あくまで個人的な意見として、絶対ではないです!!

参考文献などもまじえながらお伝えしたいと思います

1 冷やす さて、どれくらいの時間?何で?

これは、皆さんもやけどした後、やりますよね

流水やアイスノンタオルに包んたものであったり、氷などで冷やしましたと診察時もいってくれます

ところが

ところがですね

意外とその時間が短いんじゃぁ〜

最短ですと、冷やしていない という方もいらっしゃいました

冷やすのて結構大事なんですよ

After any clothing, jewelry (eg, rings), and nonadherent debris is removed, burn wounds can be cooled with room-temperature or cool tap water to provide some pain relief and limit tissue injury. Cool running or still water is applied until pain diminishes but should not be applied for longer than approximately five minutes to avoid macerating the wound. Alternatively, the wound may be covered with wet gauze or towels, which can decrease pain without immersing the wound and may be kept on the wound for as long as 30 minutes, until dressings are applied.

https://www.uptodate.com/contents/searchより引用

調べてみますと上のような記載があります。

水道水で2、3分軽くジャーーと流すだけではないんですね、

流水による冷やしすぎで傷がふやけるのもよくなさそうですが、

やけど直後はおおよそ30分ほど

きれいなタオルを傷の上に置いて、その上からアイスノンや氷に少しの水を入れた袋で冷やすと良さそうです

で、冷やしていると時間て意外と経たないんですよね

もういいかな 

なんて思ってもぜんぜん5分くらい

なんてこともよくあるので、スマートフォンでタイマー設定したり

冷やしながら診察のその時まで冷やすつもりで病院に行くといいと思います
(病院に着いたら看護師さんの指示もきいてみましょう)

なんでそんな冷やすんや と思われる方

目的としては

①痛みの軽減

②やけどが深くなるのを少しでも予防

のためです

やけど後周囲に伝わるねつでからだがさらに傷つかないよう冷やしてあげるイメージでいいと思います

くれぐれも逆に何時間も冷やしっぱなしで、病院行かないとかやめてくださいね

2 むりにとらなくていいもの とっておいたほうが良いもの

次もよくやりがちなのですが、靴下やズボンにお湯をこぼしてしまった時

あついし、痛いしで慌ててこすってしまったり、脱ごうとすることもありますよね

こするのは水ぶくれも破れて汁の出る傷が広がるので、できれば避けて冷やしてもらったほうがいいのですが、

脱ぐ時も注意です

傷の部分と衣類がくっついていることもあるからです

では、そんな時はというと

もう衣類の上からシャワーしてあげてもいいかも良いと思います

スネや足首であれば 膝下くらいから常温・冷水で(シャワーなのでお湯が出てくることに注意)

流してあげてから痛みなく脱げそうであれば脱がしてあげましょう

ここまで書いて思いましたが、特にここは子供を想定して書いてました

また、とったほうが良いものですが、1の引用にもありましたが、アクセサリー類や腕時計などです

特に指は、指輪が触れていない部分がやけどしていなくても指先のやけどで

その後しばらくすると指が一時的にむくんできますので、外せるなら外しておいて良いと思います

3 ガーゼは言われた通り交換しましょう

さて、3つ目です

相変わらず体力がなくて、また3ポイントで終わってしまいそうです

ですが

これもとても大事です

傷を見るのが嫌で 1週間後のつぎの受診までそのまま

なんて方もいましたが

医師の指示通りに洗って、交換しましょう

詳細は省きますが元々皮膚の表面には何種類もの菌が住んでいます 

働きはまだわかってない部分もありますが菌がバランスを保ちながら肌を守ってすらいる可能性も報告されています(PMID=25902485)

つまり、菌はどうしてもからだの表面におりますし、本来は傷のない皮膚での話です

傷のある部分はもちろん菌ができるだけいないようにしたいのです

医療ドラマや手術、治療の際に最初に消毒したり、その後点滴でバイキン止めの薬(抗菌薬)をしたりするのはからだの中には、またからだの中の世界があり、表面から侵入したであろうものに悪さされたくないからです(わかりにくいですよね 腸内細菌と皮膚の細菌はまた種類が違ったり それぞれ適した場所でないと悪さすることもあるみたい くらいで良いような気もします)

なんかちょっと脱線しているかもしれませんが、

ようは傷をできるだけ清潔に保つためには

傷を流水(残り湯とかではないですよ)で流してあげて

きれいなガーゼで保護

して欲しいということです 1日2日ガーゼを当てておりますと塞がっていないきずであれば滲出液と言われる汁や汗をすっておりますので、交換してあげるのが良いかなと思います

詳しくは診察してくれた医師や看護師さんの話をよくきいてもらえるのが良いです

あくまで個人的なブログでしかなく 

大変申し訳ないのですが、きずから感染しても責任もとれない情けない立場です。。申し訳ない

あ、もう1つ加えるとしたら

4受診したら医師・看護師さんが言ったことを守ってみましょう

となりますでしょうか

なんか怖い先生だった

診察時間5分もなかった、、(変なことでもないかもですが)

きずの手当ては医師じゃなくて看護師さんだけだった(これも変なことではないですが)

とか、気になることはあるかもしれませんが、

早くよくなってほしいと思っています

せっかく来てくれたからには家に帰ったらこうすると良いよなんて思ったりして話しますんで

理由を長い時間かけて話せないこともありますが、やってほしいことをいうのも

悪化して欲しくない、よくなってほしいと思っておるからです

なんで、あえて4つ目入れるならこれですかね

少しでもお役に立てば幸いです

おわりに

私が若い頃は傷は洗わないほうがいいと言われた

ということを時々耳にします

もしかしたら 

それは事実だったかもしれません

なぜなら医学は文字通り日々世界中で研究されており、

間違っていたと思っていたことが実は効果のあることだったりすることが後ほどわかったり

こうするほうがよりいい

ということが見つかっては、吟味され、検査・治療方法が変化していきます

私が書いている内容も、(現状は調べて書いておりますので、そこまで変なことは書いてないとは思っていますが)間違った医学的常識となる日もあり得ます

なので日々私たちは学んで、少しでも良いことをお伝えできるようにしたいと思います

かたい感じになてしまい すみません笑

今日もここまで読んでくださいましたら、本当にありがとうございます

【参考文献】

Treatment of minor thermal burnsAuthors :Arek Winktor et al.Literature review current through: Jul 2020. | This topic last updated: Dec 09, 2019.

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