汗腺系皮膚腫瘍の基礎の基礎の基礎?

皮膚科メモ

目次

おはようございます!
よしよし、起きれましたよ〜
かんたんに掃除して、コーヒーいれて、いざ書き出しております

 

今週は
出勤前に朝こうやってブログかいたり、調べ物したりして平日5日間続けたい!!
です 目標です

書くことは手段であり、毎日書くこと自体が目的になってはいけない
のはわかります
まだまだ駆け出しなので 量も大事かな
なんて考えながら コツコツ 続けていきたいです

 

汗腺系を簡単にまとめてみました

さて、今日は書き進めるかどうか迷いながら書いております
理由はマニアックな内容な気がするから
なんですが 失敗してみないと修正もきかない気もしますのでこのまま書いていきます

皮膚にはできもの があるのですが、皮膚の構造から

  1. 表皮系
  2. 汗腺系
  3. 毛包や脂腺系

などと分けることもできます

ここで、順番に書いていくべきなのでしょうが
個人的に苦手な

汗腺系 について勉強したいと思います

なんで苦手 かというと単純にできものを覚え切れていないだけなのかもしれませんが、

とにかく整理できていないと感じています

バリバリの皮膚科医の方にのぞかれてしまうと
基本的すぎる、、、
と思われるかもしれません

そもそも
正常な汗管は、

  1. poroid cell:内側の壁を作る
  2. cuticular cell:管の外側

とからなります

ざっくり汗腺系は、このどちらかが増えているできものとなるはず(なるはず)

まずは覚えたいこの4つ

参考文献(一番下記に記載)を読んでいくと

  • poroma:汗孔腫
  • hidroacanthoma simplex:単純性汗腺棘細胞腫
  • dermal duct tumor:真皮内汗管腫瘍
  • poroid hidradenoma:汗腺腫

が関連のある汗腺系良性腫瘍としてまとまってました

と、とりあえずこの4つを今回整理できたら もう嬉しいです
英語の論文は年々苦手意識は減ってきていますが、読むのにはやはり気合いが入ります

上記の4つは違いは1言でいうと

『シルエットの違い』

のようです

表皮に近い方から順に

表皮内に限定 hidroacanthoma simplex

もりあがり、表皮と連続し、真皮内に索状にのびて繋がる:poroma

小さなかたまりが真皮内に、やや大小ばらつきながら存在する:dermal duct tumor

表皮と連続せず真皮から皮下にかけ、結節やcyst様の構造を持つ:poroid hidradenoma

と考えて良さそうです
基本はこの4つで、これらはある程度混ざりながら1つの病変内に存在することもあります

下記は参考文献に記載のある病理組織像です

ここまでが参考文献からの図となります

上記の4つに加えて

・apocrine poroma

をトッピングして覚えるといった感じでしょうか
こちらは作りはporomaと同じなのですが、

  • 内部に大型の管腔が多く、
  • アポクリン腺特有の断頭分泌がみられます

ということをポイントとして覚えると良さそうです

できもの系は覚えるしかないかもしれない

ほんの一部ですが、まとめてみました
調べて、書いてまとめながら頭の中で整理されたような気がしますので
こうやって書くのは自分の勉強にとっても良さそうな気がします(これを誰かに読んでもらうのか??という気はしますが)


加えて、今回初めて参考文献(引用)を行ってみたのですが、果たして転載に当たらないのかどうかが不安です
著作権法32条なんかも読んでみましたが、問題なさそうと考え作ってみましたが

転載に当たるようでしたら速やかに取り下げますので、
お手数ですが問い合わせフォームよりご連絡いただきたいです

今日もここまで読んでくださいましたら本当にありがとうございます

【参考文献】

・Ansai SI.J Dermatol. 2017 Mar;44(3):315-326. ”Topics in histopathology of sweat gland and sebaceous neoplasms.” PMID=2825678

コメント

タイトルとURLをコピーしました