【ネットで皮膚の病気を検索】日本皮膚科学会ホームページという選択肢【まずはこれをみてほしい】

患者さん向け

目次

日本皮膚科学会HPより引用

どうも〜 

最近、と言いますか定期的に著名な先生方も発信されておりますが、

ググるなら各学会公式サイトに、病気についてまとめたページがある

ことはご存知でしょうか

今回は、皮膚の病気、アトピー性皮膚炎を1つ例に

アトピーで自分が、家族が、友人が困っている

病院に行っているが今のままのケアや治療でいいんだろうか

という時

ネットで検索するなら、こちらのサイトもみてほしい!!

と思いましたので書いてみました

以下から、
どのサイト?
どう見たらいいの?

にお答えしたいと思います

皮膚の病気についてなら日本皮膚科学会

そのサイトというのが、日本皮膚科学会です

初から何度か登場している『学会』というのは、今回は
各科ごとの専門分野の医師の集まり
くらいに思っていただければと思います

日本皮膚科学会は、日本の皮膚科医の総本山?とでも言いましょうか

開業医から総合病院の医師、大学の医師、もちろん教授など国内の多くの医師が所属している団体となります

  • 日々の研究や診療での新たな情報の共有・発信
  • 新たな専門医の育成
  • 患者さん向け、市民の皆様向け情報の発信

などなど、この場合国内の皮膚科に広く関わった内容を発信しております

つまり、日本皮膚科学会のサイトには情報が盛り沢山です

日本皮膚科学会のホームページ

下記がトップページです

日本皮膚科学会HPより引用

どこみたらいいの?

となると思いますので順にいきます

病気で困っている、など市民の皆様は
一般市民の皆様」に進んでいきましょう

日本皮膚科学会HPより引用

「一般市民の皆様」をクリックすると上記のページにとべます

ここでは、アテロームについてやアトピー性皮膚炎などについてQ&A方式で知ることができます

例にしていくと書きました、アトピー性皮膚炎の項目ですと、

24個のQ&A方式で

 ・どんな病気?
 ・治療の目標は?
 ・塗り薬は、どこに、どのようにつけるといいのか
 ・スキンケアについて教えて
 ・どんなものが悪くなる要素となるのか

と各項目ごとに質問とお返事としてまとめらております

ガイドラインがベース

このQ&A

ガイドラインというものをもとに作成されております(何ならQ&A1はこの話)

(ほとんどQ&Aに記載されておりますが)Q&A以上にもっと細かく知りたい、

ベースとなっている情報源を知りたいという方は
ガイドライン
自体を読んでみるのもいいと思います

ガイドラインへのたどりつき方は下記のようになります

日本皮膚科学会HPより引用

右の方にある『日本皮膚科学会の取り組み』に進んでいただくと

下記のページになります

日本皮膚科学会HPより引用

左の方に『ガイドライン』という部分があるのでそこをクリックしますと

以下のような各項目ごとのガイドライン一覧のページへと行くことができます

日本皮膚科学会HPより引用

50音順となっておりまして、30個以上のガイドラインがあります

アトピー性皮膚炎は一番上にあります

そもそもガイドラインて?

そもそもガイドラインとは

wikipediaを見てみますと、

指針・指標・ルール・マナー、、、

などとなっております

今回の場合ですと、


目安

となりますでしょうか

このガイドラインは

各大学の教授陣などが中心に、
病気の定義、今まで行われている検査・治療、新しい研究についてなどを含めて情報を整理し、
基本的な方針の目安になるようまとめられたものです

それこそ、

メディアやネットから得られる情報源の曖昧な内容に困らないように、これをみて!

と作られております(Q&A1からその思いが溢れているように感じました)

ガイドラインが絶対なわけではない

もちろん、このガイドラインのみが正しい!

これに従わなければならない

というわけでは全くありません

ですが、

情報源を明確にし、

何を根拠にしているのか

ということが分かり易く作られております

また、

実際の治療方針は、主治医と患者さん個人個人の価値観や状況、希望も十分に含めて決めていく
ことも尊重しています

※このガイドラインに記載のない治療を受けているから今通っている所はおかしいというわけではありません 
今回の記事で言いたいことは情報源の明確なツールとして、
チョイスの1つに日本皮膚科学会のHPを
と思い書いております

ガイドラインは数年に1度updateされる

新たな研究からこれまでの常識と思ったことが覆されることはあります

過去正しかったことが未来で正しいことを保証するものではありません

このガイドラインの良い点は

そんな日々の研究から得られる情報に置いていかれないよう、

吟味され 改訂され続けている点です

新たな知見と内容が離れすぎないよう配慮されております

読みやすさはQ&A、細かい内容はガイドライン

ガイドライン

ちょっと細かな内容が多くて、ページ数も多いです

70ページ以上あるので端から一気読みは疲れてしまうと思います

日本皮膚科学会のガイドラインは主に

・定義

・各年齢での症状の特徴

・重症度の評価方法や検査項目

・治療・ケアについて

・後半にQ&A方式の各ガイドラインのポイント

のような流れで作成されております

これらのどれかからパラパラとみる

というのを繰り返していくのがいいかと思います

アトピー性皮膚炎の場合ですと

24ページ(2454)から治療について
35ページ(2466)からケアについて(お風呂の入り方についての記載もあります)
54ページ(2484)からのQ&Aでは保湿剤は外用した方がいいのか?アレルゲン除去食にしなきゃダメ?、妊娠中・授乳中の外用は?などにお答えしております

日本皮膚科学会のHPを活用してほしい

ネットで検索するなら是非日本皮膚科学会のホームページをみてほしいと思いまして書きました

困って検索する時

沢山のサイトが表示されます

どれをみたらいいんだ。。。

となった際、調べるのに疲れてしまえば、

その時みているページにすがりたくなるでしょう

さらに、そのページに書かれたことを信頼していいものか

など考えることもあるかと思います

各サイトの情報源や書いてあることの信憑性をお伝えすることは難しいですが、

今回書かせていただきました日本皮膚科学会については

世に報告されている論文を使用し、
実際の診断や治療に携わり続けている各大学のエキスパートに加え、
日々各びょうきの研究に携わっている方々が中心となっております

ガイドラインはさらに、小児科やアレルギー専門の石なども加わり、多方向から磨かれたものになります

難解な内容もあるかもしれませんが、Q&Aなど分かり易くまとめたページもありますので、是非ご覧いただきたいです

まるで回し者のような内容となりましたが

皮膚の病気で困って、ネットで検索するならどのサイトかなと思いましたら
是非、日本皮膚科学会もご覧いただきたいです(こちらから閲覧できます)

今回も、ここまで読んでいただけましたら ありがとうございます

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