皮膚科的?夏をのりこえる方法

患者さん向け

目次

 

梅雨どころかお盆も過ぎまして、もう、、しっかり夏ですね。

とっくに夏だったわ とツッコまれてしまうかもしれませんが。

 

やっと2つ目の投稿となります。毎日投稿されている方はすごい、、
ブログ名にも『皮膚科医』 なんていれておりますので、皮膚科っぽい?そんな内容の記事をまずは1つ書いてみたいと思います。

 

夏の皮膚トラブルはきっかけが色々

夏 夏は意外にも皮膚科の季節と言ってもいいかもしれないんですね(意外でもないか)。
なぜかと言いますと、 

 

・あせも、元々の皮膚の病気(アトピー性皮膚炎など)が悪化する
・日焼け、キャンプや花火でのやけど
・薄着になり普段隠れていた部分のできものやシミ、ホクロが目立つ、気になり出す

 etc…

いろいろ有ります。
 

個人的には『とにかく患者さんが沢山』
というあたりに夏という季節を感じます。 仕事はもっと楽がいいなぁ なんて思ってませんよ。全く。
ただ、もう本当に夏は沢山の方が来てくださいまして、少しでもお待ちいただく時間短くしたいと思って働いております。 

そんな夏の、皮膚のトラブルが少なくすむ(かもしれない)ポイント!
になればいいなと願いながら書きました。

 
もう知っているよ なんてことばかりになってしまうかもしれませんが、ポイントをおさえている方は皮膚科にこの夏行っていないんじゃないかと思います

 

夜間もオススメ エアコン

その1 エアコン

 外来で、お話聞いていて気になるのは エアコンはからだに悪い と思っている方がいらっしゃることです。
この暑い中、『扇風機と換気で乗り切っている』とお話しきいた時は、冗談ですよね? と思いながらお話をきいてました。

エアコン もちろん寒いなと思うほどの温度設定にしなくてもいいかなと思いますが、汗だくになったりするくらいなら是非使っていただきたいです。熱中症も心配です。 
特に日中使っている方でも寝る時は消している という方 よくよくお話しをきくと夜中に何度か起きている だったり朝起きた時頭が痛い なんてこともあるとのことでした。

 その悩み もしかしたらボタン1つで解決できるかもしれませんので、試しに1週間寝るときも含めエアコン使ってみて欲しいです。

あれ?皮膚関係ないなとここまで書いて思いました。


皮膚の点でのエアコンによるメリットとして寝具やソファーが汗で汚れにくくなる という点があります。
お洗濯の面倒なものに汗がつくと湿疹の原因となることがあります。
毎日汗で汚れた服はかえても、枕のカバーやソファーのカバーなんかは面倒でかえれませんよね。
そこに毎日触れていると、気づくと痒い赤みになっているなんてこともあります。

と、こじつけてエアコンお勧めします。

 

 このペースで書いていたら その3くらいでだらだら長いぶんになりそうですね。
すでになっているかもしれませんが。だから私の外来は混んでいるのかもしれないのか、、
ブログを書くのが上達して、外来も適確・迅速になったら みんなハッピーですね!   ね! 

 

汗の対応は優しく、速やかに

その2 汗をかいた後 

 汗 なんとなく肌のトラブルに関わりそう というのはみんな知っていることです。
しかし具体的に言いますと問題は汗を『かく』ことより かいた『後』がポイントとなります。
かいた後!


1つ目はタオルや服などでのふきかたです
よく皮膚科に来られる方で多いのは、体を洗うナイロンタオルでやるようにゴシゴシ拭く方法 これは汗を取り去るだけでなく、肌を保護している皮膚の一番外(角層)という所まで拭って傷つけてしまっていることが多いです
そこを何度も何度も、汗をかくたびにゴシゴシしますと 角層より深い部分まで刺激することとなり、肌の潤いを保つ成分を自ら除き、カサカサカユカユにしてしまいます


ポイントは肌の上にタオルをのせてあげるようにポンっとしてあげるのがいいです
ポンッと。。。たくさん汗かいている時そんなことやってられませんよね

でも、できればやってみて欲しいです。慣れると本当に肌を傷つけることがへります
どうしてもゴシゴシしたい時は もう仕方ないんでやっちゃって ひどくなる前に冷やして 皮膚科いきましょう

  

 

2つ目は、1つ目ともつながりますが 汗をかいてぬれたままの服をそのままにしない


特に下着などですが、こまめにかえますとデリケートゾーンなどの皮膚トラブルが少し減る気がします。
まぁ、問題は何枚も持ち歩けないよ てことですよね。。これ、本当いいアイデア欲しいです。
診察時に喜んでもらえるような返答ができるよう もっと勉強します。 

 

  

当たり前かも 日焼け止め

 やっぱりだらだらした文章となりましたんで、、次で最後とします。もっと沢山学んで読みやすいブログにしますね。ちょっとずつ

その3 日焼けどめ用品

 最後まで何を当たり前のことをと思われるかもしれませんが、塗りなれている方は大丈夫かと思いますが、忘れがちな首の後ろの部分  あー忘れているわ と思った方いましたら是非塗ってあげてください。

 
また、男性、あと屋内にしかいないから大丈夫と思っていらっしゃる方へ。

 
男性もぜひ使いましょう日焼けどめ!男性が日焼けどめ使うのは全くへんではないですよ。
むしろ皮膚に気を使える細やかな方として好印象です! ですよ! 
どう伝えたら使ってもらえるかわかりませんが使って欲しいなあと診察していても思います。  

もちろん肌にトラブルが起きてからですとしみたりしますし、そもそも肌に合わない方もいますんで、使い始めは寝る前などに片腕に狭い範囲で塗ってみて皮膚トラブルが起きないか試してみてもいいのかなと思います。大事な日に初めて使って肌が荒れたなんて、かわいそ過ぎます。


また、毎年毎年日焼けを繰り返すことで、年齢を重ねって行った時に顔やくびにシミやなんだか盛り上がってきた、ジクジクする出来物が顔に、、脂漏性角化症や皮膚がん(基底細胞がんなど)なんてことに影響がないわけではないので過度な日焼けは自分の未来のためにもいいことかもしれません。

 

 

さて、結局3ポイントしか書けませんでした。まだまだ医師としてもブログを書くのも未熟な内容でお恥ずかしい限りですが、もしここまで読んでくださった方がおりましたらありがとうございました。

 

何かお答えできることにはお答えしたいと思いますが、皮膚科は見た目が大切です。皮膚で困った際は、あれこれ何かぬる前に、皮膚科を受診していただくのが良いかと思います。
まだまだ暑いですが、とりあえずエアコンは使ってもいいのではないかと思います。
お大事にしてください。

 

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